住宅ローンとは、
住宅購入の為の資金を金融機関から借りることです。
お金を借りる人は金融機関に対し、
借りた金額【ローン元金】とは別に
「利息」を支払う必要があります。
この元金と利息の合計額を、
毎月少しずつ返済していくのが住宅ローンです。
そこで、この記事では住宅ローンについて
解説していこうと思います。
住宅ローン返済額の仕組み ローン元金(借入金額)+利息=返済額
利息を計算する際に使われるのが、
住宅ローンの「金利」です。
金利にはいくつかのタイプがあり、
また金融機関によって金利は異なります。
まずは金利のタイプからお話いたします。
金利のタイプ
住宅ローンには、以下3つの金利タイプがあります。
固定金利 返済期間中、金利は変わらない 変動金利 半年に一度、金利の見直しがある 固定金利期間選択型 選択した期間中(借入れ当初5年/10年など) の金利が固定される
金利タイプによって仕組みは異なります。
それぞれメリット・デメリットを
ふまえて解説していきます。
固定金利
借入れ当初から返済期間終了まで、
金利の変わらない金利タイプが固定金利です。
固定金利のメリット
◇毎月の返済額 が一定なので、
返済計画の見通しを立てやすい
◇ 金利変動を気にしなくていいので、
精神的な不安がない
固定金利のデメリット
▲ 他の金利タイプと比べると、
金利は高めに設定されている
変動金利
借入れ時点の金利が、
半年に一度見直される金利タイプが変動金利です。
変動金利のメリット
◇他の金利タイプと比べて、
金利がかなり低く設定されている
◇契約者の返済負担を抑える
「5年ルール」や「125%ルール」がある
変動金利のデメリット
▲半年に一度金利の見直しが行われる
▲借入れ時点では総返済額がいくらになるかわからず、
先の見通しを立てにくい
固定金利期間選択型
借入れから一定期間だけ金利が固定されるタイプが、固定金利期間選択型です。
金利が固定される期間は
2年、3年、5年、10年などがあります。
(期間終了後は再度期間固定するか、
変動金利にするか選択)
固定金利期間選択型のメリット
◇固定期間がはっきりしているため、
「一定期間だけ支出を抑えたい」などライフプランにあわせた返済が可能
固定金利期間選択型のデメリット
▲固定期間終了後は
金利タイプを選び直さなければならない
(変動金利or固定金利期間選択型)この時の変動は
優遇なしの為、上記の変動より金利は高め。
▲契約者の返済負担を抑える
「5年ルール」や「125%ルール」は適用されない
「5年ルール」「125%ルール」の詳細は
次回ご説明いたします
乞うご期待
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